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カテゴリ 障がい テーマ 発達障害

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パニックのスイッチが入ってしまった時、どうしてる?

感情の切り替えが苦手だったり、予定外の出来事が苦手な子は、パニックになってしまうことがあります。同じ言葉や行動を繰り返したり、大きな声で泣き叫んだり、体が固まって動かなくなってしまうというパニックの現れ方もあります。親が何かを言っても耳に入らなくなってしまう場合が多いのです。こういった場合、どのような対応をしてあげるのがベストなのか、発達障害の子どもを持つお母さんたちの経験をまとめてみました。

1人でクールダウンできる環境を作ってあげる


子どもがパニックになってしまい何を言っても会話にならないような時は、大人が隣の部屋に移動したり、子どもを自分の部屋に連れていき、1人でクールダウンできる環境を作ってあげます。注意しなくてはいけないのは、目や耳を子どもに向けているということ。冷静さを欠いた子どもが予想外の行動に出て怪我をしてしまう可能性があります。隣の部屋にいても、物音や声が聞こえるようにしましょう。

抱きしめて背中をさする


「落ち着きなさい」「静かにしなさい」と声をかけると、余計に激しく泣き出したり慌ててしまう場合があります。そういう時は、会話をするよりも先に、子どものことをぎゅっと抱きしめてあげます。小学生でも中学生でも、やってあげましょう。2歳のイヤイヤ期の頃も、癇癪を起こした時に強く抱きしめて背中をさすると落ち着いてくることがありませんでしたか?トントンと一定したリズムで背中を叩いてあげると高揚した気持ちがだんだん収まってきます。

落ち着いた後は、子どもの気持ちに共感を示す


大人と会話ができるくらい穏やかな気持ちに戻ったら、なぜその子がパニックになってしまったのかを振り返ります。子どもによって理由は様々です。大好きなテレビ番組が野球中継で中止になってしまったから(予想外の出来事)、友達の大きな声にびっくりして(感覚の敏感さ)、お母さんに叱られているけれどどうして良いか分からない(コミュニケーション、物事の理解)など、パニックになってしまう背景にはそれぞれの苦手な部分や感覚の敏感さが関係しています。
まず大人ができることは「○○ちゃんは、大きい音が怖かったんだね。びっくりしたよね」と、パニックになった時の気持ちを理解し、共感することです。そうすることにより、「自分が感じたことは間違いではないんだ」と肯定感を持つことができます。子どもの独特な感じ方を叱ってしまうと、子どもは自分自身に対して否定感を持ってしまうのです。
そして、「今度怖かったらね、『怖いから静かにして』って言っていいんだよ」と、言葉で伝える方法を教えてあげましょう。自分が嫌だと思うことを口に出して相手に伝えられるようになれば、ストレスも軽減できるでしょう。

一度入ってしまったスイッチは30分以内にはオフになる


パニックになってしまうと、しばらくはその状態が続きます。すぐにやめることは本人にもコントロールできないのです。パニックが起こっている間は、子どもが怪我をしないように物を避けるなど安全面の配慮を行うようにしましょう。そして、大人も一緒に感情的になってしまうと、パニックのスイッチはなかなかオフになりません。子どもがなるべく早く落ち着くことができるように大人は冷静に対応しましょう。

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