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中学校・高校では、先生に発達障がいのことを伝えたほうがいい?伝えなくてもいい?

 中高生になると問題行動そのものは落ち着いてくることも多いので、中学校からは普通級に通学してみようと思うこともあるでしょう。また本人の自己理解も深まってきますから、友だちの話を聞かずに自分がずっとしゃべり続けていると、皆はつまらなかったんだとか、自分はなぜ通院しているのかということもわかってくるようになります。

本人の気持ちを大事にしよう


 中高生であれば、学校の先生にどこまでどのように伝えるかは保護者の意志だけでは決めないほうがいいかもしれません。この年代はアイデンティティの確立に重要な時期ですので、自分のことを自分の知らないところで自分以外の人たちが決めているということを、本人が知ってしまうということは、あまり望ましいこととは言えませんね。
 本人への診断告知をいつにするかという問題とも関わってくることですが、子どもが一人の人間として社会で生きていくために本人の自己決定をまわりが支援していくということはとても大切なことなのです。

配慮が必要かどうかが決め手


 学校に伝えたほうがいいかどうかの判断は、学校生活で子ども本人がどれほど困ることが出てきて、配慮が必要になるかというところにあると思います。
 中学や高校への進学を機にサポートブックを提出しないでやってみるというのも、子どもの状態によっては十分あり得る選択です。ただし、新しい環境でどうなるのかはやはり未知数。いざというときに開示できるよう、準備はしておいてもよいでしょう。

サポートブックを活用する


 また、これまではクローズにして通常学級に入れてきたけれど、進学するタイミングで特別支援教育を受けたい、もしくは通常学級で学びながら、子どもの特性を知っておいてもらいたいと考えることもあると思います。
 その際はサポートブックを作成して、学校側に伝えると良いでしょう。サポートブックの作成方法は、支援機関や病院でも相談できますし、さまざまな書籍にフォーマットが紹介されていたりサイトからダウンロードすることもできます。
 自分と子どものために充実したサポートブックを作成することは、自己理解にもつながりますし悪いことではないのですが、学校側に提出することを目的とする場合は多忙な先生方に伝わりやすく「枚数は簡潔に、内容は明瞭に」ということを心がけましょう。

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